ブックタイトル日本ねじ研究協会 1979年10月
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日本ねじ研究協会 1979年10月
「表lTic処理実験に用いた鋼材の化学組成実験に用いた鋼種C Si'Mn「P S Cr:W臨V固定試片SKD11 1.48 0.30 0.40 0,016 0,005一1230 0.89 0.28『SKH9 0.88 0.26α31 0,022 0,003 3.92 6.00 486 1.81一回転試片S55C 0.54 030 0.82 0,020α029一1一一一1一表2Tic処理の内容と摩耗の実験条件摩試験機:スピンドル改良型すべり摩耗試験機耗潤滑油を実用いた潤滑油・パラフィン系+60スピンドル~由(無添加)20℃一定験すべり摩耗の内摩耗の実験条件:多くの予備実験結果から定め、接触圧力容70kgf乃m2摩耗速度a4%SKD11:830℃予熱→LO25℃→空冷→260℃-1.5h焼戻被そ固定試験片処のSKH9:850℃予熱→1.200℃→油焼入→560℃-1h×2回焼戻理前鋼処と理回転試験片S55C:880℃油焼入→600℃-1h焼戻(Sorbite)→570℃一2h窒化(Hv630)Tic処理(前処理温度;1,000℃前後,TiC硬化層:5~6μ処理後に追加)CVD法による面あらさ:α3μ,Tic層硬さ:H》3800と言う4Boron-Treatment(棚化法)1,2に関しては化学的(C.V.D)と,物理性(P.V.D)処理とがあって,前者は1000℃以上の高温処理,後者P.V,D法は250,S・"eOCな(1)TiC一処理TiC処理とは,西独Dr.Ruppertらによって究明され1000℃以上の高温反応で水素還元または熱分解を応用する処理法であって,一例を示すとTiCl4+CH4≠TiC十4HCiど低温処理を可能とする特徴がある。しかし現在活用されているのはC.V.D法の高温法である。気体反応から固体(Tic)を処理鋼,SKDll,SKH9な析出する方法で,被どの表面層にTicこの応用例は一般に,選定した工具鋼の普通焼入・焼戻後,さらに+αの追加熱処理として施すことである。したがって被処理鋼が通常熱処理後さら炭化物を析出し,硬さHV3800が得られると言う。このような顕著の表面硬化層は筆者の結果によると,常に8μ以下5~6μが適性であって,に高温再加熱によって(C.V.D処理をするため硬化層をより厚くすると結果が劣る。次ぎにこのの)素地硬さが全く軟化する鋼種には効果がない。処理鋼の摩耗実例の結果を述べる。高速度工具鋼またはSKDllの冷間用金型などは,いま表1にSKDll,SKH9供試材の化学組成高温硬度の高い鋼種のためTiCのC・V・D高温処を示し,なおこれにTic処理を施したものを固定理が適性であって,合理性の処理法と言える。いまこれら鋼種についてTic処理効果を検討するした摩耗試験片とし,摩耗の組合せ鋼にはS55Cを選び,調質処理を施して回転試験片とした。表ため,耐摩耗性の実験によって筆者の行った結果2は各々の熱処理条件,Tic処理,摩耗実験の内を示してみる1、・2)。1)小川:日本機械学会第480回講習会教材(1979容などを示した。,2)つまり摩耗実験は潤滑油を加えたすべb摩耗現象2)日本金属学会誌18-6(1979)について検討したもので,潤滑油には普遍的なパ一552一日本ねじ研究協会誌10巻10号(1979)