ブックタイトル日本ねじ研究協会 1979年10月
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日本ねじ研究協会 1979年10月
「聾酋,KDn(・・cコーテ・〃)厚擦藪・…/・一塾畿婆塾llL凝/両鋼種に更にTic処理を加えたものは顕著に摩耗量を減少し,その結果は両鋼種とも同程度の摩耗量となる。許容される最大接触圧力は,Q.Tのみのものは40k9/碗,更に十αとしてTic処理を加えた鋼は70kg/翻の負荷に安全に耐え得ることを知った。-r=/」_。a_L。ノ図3は,各鋼種の各条件における長距離摩耗の一例である。Tic処理を+αした鋼は圧力70kgむるむさユむむユロるゆ接触圧力(kg/cm2)図2Tic処理による接触圧力と摩耗量の関係/(泌Q.Tのみの鋼は40kg/cmd,著しい接触圧力の相違にも拘らず摩耗実験の結果は,Tic処理M摩擦速度;34m/s鞍認,_撫が暫瀧一)一●『SKDlll呈1さ)=一。,〃)・・k・・m2一・一・KH・⊆Q .T)・・kg/m2鋼の摩耗量が僅少であることを確認した。この結果はねじ用工具鋼にこれら処理を施した場合も同意義で著しい効果が期待し得るものと考える。(2)Boron-Treatment(棚化法)(遷03棚化法には,気体,液体(塩浴),固体剤によb。8唱02曜髄01髪ク箏≒≡≒る処理法が存在する。ここでは固体剤を用いた処理例と効果について報告する。ソ連が古くから研究したと言われ,1959年頃から工業化された。5・0152025X・・4摩協距離m研究的には多くの報告が認められるが,量的に処図5Tic処理による長距離摩耗例理する工業例にっいて,筆者は余り知らない。実験に採用した固体剤は,西独デグサーラフィン系60スピンドルの無添加油を用いた。潤滑性能の優れたものを加えると,摩耗実験の結果判定が複雑となって,鋼材処理の効果か,潤滑性能の影響によるものか不明となる。従って無添加剤の基油を一定温度で採用している。図2は,摩耗の接触圧力を種々変化させた場合の摩耗曲線摩耗面の性質,摩耗量などを検討したものである。(Degussa)社のFinnernの開発したグラニーレート及びエカボール剤を用いた。結論的には,この固体剤性質が著しい影響を及ぼすことを知った。なお固体剤法の欠点は,被処理物に面あれを生ずることであったが,これはボロン活性が強烈のためであることが分かり,使用の前処理として固体剤を900℃-lh程度空焼する~二とで阻止でしかしSKDll,SKH9はいずれも多くの金属元きることを知った。素を含む高合金鋼であって,普通焼入,焼戻の前棚化法も表面硬化法であるが,従来のTic処理処理のみによるも炭化物の析出が多く,かなりのなどと相違する点は適性被処理鋼の選定の問題で耐摩耗性の得られるものと予想される。図2に明らかのようにSKD11,SKH9のQ.T(焼入,焼戻)のみによるものは,常にSKH9高速度鋼の摩耗量が,SKD11金型鋼よりも摩耗量は少ない。つまりSK且9の耐熱性高温硬度などが優ることによると思う。あって,冷間用金型鋼,高速度工具鋼などのC%の高い鋼種には不適当であって,0,5%C以下の合金鋼が望ましいことである。理由は,棚素(B)む原子径1。94Aに対し炭素(C)原子径1.54Aと小さいことであって,高炭素鋼に棚素は拡散し難いことによる。む日本ねじ研究協会誌10巻10号(1979)一555一