ブックタイトル日本ねじ研究協会 1979年10月
- ページ
- 30/64
このページは 日本ねじ研究協会 1979年10月 の電子ブックに掲載されている30ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 日本ねじ研究協会 1979年10月 の電子ブックに掲載されている30ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
日本ねじ研究協会 1979年10月
一表3各種被処理鋼の前処理と各鋼種に対する卿ヒ処理鋼種「前熱処理棚化処理SCM3S45C850℃→油焼入→600℃-1h焼戻〃(Sorbite)→900℃-2h鋤化処理→空冷→850℃→160℃Marquench→150℃-1h焼戻〃SCM21-A930℃→2.5hガス浸炭一→930℃-2h拡散処理→900℃-1h棚化処理→空冷→900℃浸炭層二〇・9mm→160℃Marquench→150℃-1h焼戻SCM21-B930℃→25hガス浸炭→930℃-3h拡散処理→900℃-1h鋤化処理→空冷一850℃浸炭層:13mm→140℃Marquench→150℃-1h焼戻(注)棚化処理用固体剤は処理前にその活性調節済みとじて使用している。表3は,各種供試材と,その前処理,棚化処理,などの処理条件を示した。これら瑚化処理後の被=:二彗難魂=溜鈷f縷翫1留ぱおニムらのノヨ処理鋼表面硬度はHV1500~1600とされた。alG図4は,前実験Tic処理鋼と同様に,摩耗実験を行っているが,この場合の摩耗方式は,潤滑油を加えた転がりすべり摩耗方式(歯車の摩耗など)を選定している。すべり摩耗に比べると,転がりすべり摩耗は,線接触で荷重の加わる点が異なるg(aO8拳ひ・6凱。、aO21》ジ=o==一一一つまり棚化処理による硬化層は非晶質的性質であるため,脆性であることを心配したことによる。図の結果によると・SCM21鋼に浸炭処理を施し0140160180200220接触圧力(kg4m2)図4瑚化処理を施した鋼の接触圧力摩耗量の関係(固体剤:エカボール剤による)た後硯脆処理を行ったものよりも,SCM3,S45Cの調質処理後・硯靴処理した鋼の耐摩耗性が常に優ること,また安定な接触圧力は160k9/血n2とすることを認めた。図5は,上述で求めた条件から長接触圧力:160kgitfUP'「摩擦速度:L256m/s面租さ3a3μ(Rrnax)潤滑油:SAE#20(20℃、すべり率:2ao7%一▲-SCM3(グラニーv一ト処理)一●-S45C(エカボール処理)-O-SCM3(エヵボール処理)距離摩耗を行った例である。これによると,固体aO8▲剤グラニーレートによると,摩耗距離6×104婁…肌前後から著しいピッチング現象を生じ実験を不琶。。、ムPitting能にした。しかし摩耗面の顕鏡によると,素地は健全であった。要は硬イヒ層の脆さによるものである。しかし,固体剤エカボール剤(Finnernが近年開発したもの)によると全く安定な摩耗現象●●覆。。、・二=_・0ユ36912OO厚擦距離X104m図5固体礪化剤の違いが摩耗に及ぼす影響が継続され,その摩耗量は極めて僅少である。な澄図の結果からも分かるようにS45C鋼SCM3鋼の耐摩耗性が常に優れている。よりも碗化法による固体剤処理は比較的簡単に施行し得て,熱間用型鋼,構造用合金鋼などに応用すれ一554一日本ねじ研究協会誌10巻10号(1979)