ブックタイトル日本ねじ研究協会 1979年10月
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日本ねじ研究協会 1979年10月
一一日本ねじ研究協会10年史一ねじに関するISO規格の状況宇田川鉦作率多くの国々が用いる計量単位の制定は国際標準化の一環と考えられるが,工業全般にわたる国際標準化は,1908年にIEC(国際電気標準会議InternationalElectroteehnicalCommission)が,1928年にISA(万国規格統一協会,InternationalFederationoftheNationalStandardizationAssociations)が設立されたことによって本格化した。しかし,その活動は第2次世界大戦によって頓挫した。戦後間もなく国際標準化の気運が高まり,1947年(昭22)にISO(国際標準化機構InternationalOrganizationforStandardization)が設立されてISAの事業を引き継ぎ,戦前のIECと共に活動を開始した。ねじの国際標準化は,ISAにおいても行われたが,ねじ規格の作られた時期が1940年(昭15)で,世界の情勢が騒然としていたこともあって,各国に深く侵透しなかった。戦後のISOにおいてもねじの標準化が真先に取り上げられ,1958年(昭33)にISO一般用ねじの基準山形が制定されたのについでねじに関する規格が次々と作られるに及んで各国ともその導入に積極的な姿勢を示した。そこで,我が国も1961年(昭36)から検討を重ね,1965年(昭40)にねじ関係のJISはISOねじを導入して大幅に改正された。その後ねじに関するISOの規格は更に整備され,それに付随してJISの改正も行われているが,本稿では,ISO/TC1(ねじ基本),TC2(締結用部品)及びTC5(金属管及び管継手)の審議に係るねじ関係規格の概況について述べ,それらとJISとの関係についても若干ふれることにする。1・ねじの国際標準化Bulletin26として発表した。このねじの呼び径現在のメートルねじは,1894年(明治27)範囲は1~300mで,ピッチの系列として並目にフランス規格として定められたSFねじ(Systemに当るもののほか,四つの細目系が規定されていFrenchscrewthreads)カミその前身とされていた。JISにISOねじを導入するとき問題になるが,このねじは1898年にフランス,ドイソった呼び径L7,2.3及び2.6mmは,このねじの及びスイスの協議によってSIねじ(System呼び系列に存在していた。しかし呼び径3,4,Internationalscrewthreads)となり,国際5mmのピッチは,このときすでにISOメートル性のあるものとなった。従って,ねじの国際標準ねじと同じ値になっていた。としては,このSIねじが史上初めてのものとい工SAメートルねじが作られた曵世界の情勢えよう。は穏やかでなく,このねじの体系が整わぬうちにその後,ISAにおいてもねじの標準案b;審'Xされ,1940年にISAメートルねじをISA*日本ねじ研究協会常務理事第2次世界大戦が勃発し,ISAの活動が休止されたこともあって,このISAメートルねじは,各国に深く侵透しなかった。一560一日本ねじ研究協会誌10巻10号(1979)