ブックタイトル日本ねじ研究協会 1983年11月
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日本ねじ研究協会 1983年11月
「3表示方法31呼び高さがQ8D以上のナット(ねじ部の有効長さがO.6D以上のナット)呼び高さがo.8Dに等しいかそれより大きいナット(ねじ部の有効長さが0.6Z)に等しいかそれより大きいナット)の強度区分は,そのナットと組み合わせて使用することができるボルトの最高の強度区分を示す数字で表現される。ねじ締結体の締め過ぎによる破壊はボルトの軸部の破壊かあるいはボルト及びナット両方のまたはボルトかナットのいずれか一方のねじ山がせん断するかによって発生する。ボルト軸部の破壊は急に発生するので容易に発見される。ねじ山のせん断は徐々に進行するので発見しにくい。このため部分的にせん断したねじ山がねじ締結体のなかに残されたままになる危険がある。したがって・ねじ締結体においては破壊はいつでもボルト軸部で発生するように設計するのが望ましい。しかし,残念ながらねじ山のせん断に影響する因子はナソト及びボルトの材料,強度,ねじ有効径のすきま,ナットニ面幅寸法等多いので,すべての場合にボルト軸部で破壊が発生するようにするためにはナットの厚さを不都合なほど厚くしなければならない表1に従って,ある特定の強度区分のボルトあるいは小ねじと対応する等価の強度区分のナットを組み合わせると,このボルト・ナット結合体は,ねじ山がせん断破壊することなくボルトの保証荷重に相当する軸力まで締付けることができるようになっている。しかし,ナットの使用者にその使用者の締付け作業が適当でないことを警告するために,ボルトの保証荷重応力を大きくこえて締付けた場合には,そのように締付け過ぎたねじ結合体の10%においてボルトねじ部の引張切断が発生するようにねじ山に強いせん断強さを与えるように設計されているo注ねじ締結体の強度に関する詳しい資料については,ISO898/2の附録を参照せよ。表1呼び高さが0.8D以上のナットの強度区分の表示方法ナットの強度区分組み合わせられるボルト強度区分直径の範囲ナットの種類呼び径の範囲スタイル1スタイル26≦一三6,8≦39mm〈39mm『一88.8≦39mm≦(39mm一>16≦一二39mm-9.8≦二16mm}一≦二16mm一10 10.9≦玄39mm一≦16mm一>16≦一く39mm12 12.9〈16mm一一≦三16mm一注一般に高い強度区分に属するナットをそれより低い強度区分のナットの代わりに使用することができる。ボルト・ナット締結体は降伏点あるいは保証荷重応力をこえるまで締付けるのが良い。32呼び高さがQ5D以上でQ8D未満(有効ねじ部長さがQ4D以上でQ6D未満)のナット呼び高さが0.5Dに等しG・が,又はそれより大きいが0.8Z)未満の(有効ねじ部長さが0・4Dに等しいかそれより大きいがO.6D未満の)ナットの強度区分は,2個の数字(04・05)で表現され一544一日本ねじ研究協会誌14巻11号(1985)