ブックタイトル日本ねじ研究協会 1999年3月

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概要

日本ねじ研究協会 1999年3月

トルシア形高強度ボルト「シャータイト」の自動車への適用について西郷史隆*SaigoFumitaka1はじめに建築業界で従来幅広く用いられてきた「トルシア」形高強度ボルトの原理を生かし,一部自動車禽Ψ⊆=【目巳川M'4×1,5-2 4×1,52,一},一一冒≡廓1.適用のため,改良したシャータイト・システムを自動車に採用して12年が経過した。「トルシア形高強度ボルト」とはボルトのねじ先端部に破断溝を設け,規定のトルクで締結時に」フ84,咽φ26漱15ぬお3嘲図1シr4一40一16,噸69b .1151,ャータイトボルトY先端が勇断により破断する構造としたボルトである。建築用のトルシア形ボルトの頭部は通常円形であるが,頭部を再利用可能なよう六角形にし,シャータイト・ボルトの車両採用本数(年間)VEHICLEAPPLICATIONSOFSHERETIGHT(ANNUAし)量産を考慮した先端形状のボルトを開発した(図1)。また,自動車組立に使い勝手の良い工具を開発し,ボルト,工具を総括して「シャータイト」と商標登録している。用途として,サスペンションの重要保安締付け部位を中心に毎年確実に拡大を続け現在に至っており(図2),また,本締付け部位での不具合は皆無である。以下に示すように,本システムは様々な特徴があり,今後の活用の一助としていただくため,今回技術上のまとめを行った。図2シャータイトボルトの出荷数2.シャータイトの構成と作業概要は電動駆動式が主流になってきている。作業手順は以下のようである(図4)。図3にシャータイトシステムの構成を示す。シ1ボルトに対し,ナットを手で仮り止めするャータイトシステムはナット及びレンチから構成2レンチを装着し,レンチを回転締付けする。される。シャータイト・ボルト(先端ピンテール,溝付き)が主要部品であり,また締付け相手このとき,レ回りに,アンチのインナーソケットは反時計ウターソケットは時計回りへの回転にナットを用いる。このナットは,フランジナットルクが発生する。ト,かしめナットなど種類は問わない。レンチは3規定トルクに達するとボルトのピンテール部が内部に差動機構を有する専用レンチを用いる。破断し,締結が完了する。破断後の先端部はエレンチは空気圧駆動と電気駆動があるが,最*株式会社サンノハシ技術開発室近ジェクタで排出する。なお,最近の採用例を図5に示す。一68一J.JapanRes.Inst.forScrewThreads&FastenersN61.30,No.3(ユ999)