ブックタイトル日本ねじ研究協会 1999年3月
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日本ねじ研究協会 1999年3月
一論トルクより大きい。図8にMl4,破断トルクT。が157Nm(16kgm)のシャータイトボルトにおける破断トルクのばらつきを示す。破断トルクは±3%以下の高精度で製造されていることがわかる。製造過程では,破断トルクを万全に保証するため,転造,熱処理各工程のトルク検査を実施している。4.2シャーレンチの構造ことから,式(2)を式(3)と見なせる。T。≒T,(3)すなわち,遊星歯車を用いたシャーレンチで常にボルト側とナット側の入力トルクがほぼ同一となる。T,≒Tr,(4)ここで,Tbはボルトに入力する総トルク,T、、はナットに入力する総トルクである。本システムでは専用の「シャーレンチ」を締付シャータイトボルトはボルト先端にT、で破断けに使用する。本レンチは差動メカニズムとしてするクラッチが付属しているため,Tb≧T。と遊星歯車を内蔵しており,締付けを実施するとなった時点で先端破断により,T。=T、=0に(レンチ側から見て)ナットは時計方向,ボルトは反時計方向への回転トルクを発生する。図9に最新型のシャーレンチの構造概要を示す。図中(a)はアウターソケットでナット保持,(b)はインナーソケットでボルト保持,(c)は締付け後不要となるピンテールのエジェクタ,(d)が遊星歯車機構であり,そのほかモータなどで構成される。本装置では遊星歯車機構がキーポイントである。ソケットと遊星歯車の関係を図10に示す。アウターソケットは遊星歯車のケーシングに,インナーソケットは遊星歯車の衛星ギアにそれぞれ接続している。遊星歯車は数段組み合わせで使用しており,ア急激に低下する。これにより締付けは完了する。一(b)インナーソケット(d)(c)遊星魍早アウターソケット(a)/1/\【1、」≒ヨト、均llヒ遡」⊆小,_伽逸卜一一星一一一`一,一一≡ヨ11M/VV」レ/\↓/\'・〈1陣i一一『i1_甲一一一一一一一一一一\十7-\1/玄モータへ/1\/1\8曹_一幽一一一エジェクタービン一一'/一一.工ジェクタースイッチメインースイッチ100VACウターとインナーの最終減速比が同等になるよう設計されている。最新機種の例ではアウターとイ図9電動式シャーレンチの構造ンナーの減速比の差が0.5%以下になるように設計してある。遊星歯車は下記のトルク式が成り立っ。Tsu=T。-T、(2)ここで,7■、はインナーソケット(衛星ギア)のトルク,T。とはアウターソケット(キャリァ)入加太鰭ギァへのトルク,T、uは入力軸(太陽ギア)のトルクである。遊星歯車は2~3段の構成で,1/500~1/1000(機種により減速比は異なる)に減速する。このため,TsuはT。やT、に対し,大幅に少ない図10遊星歯車機構とソケットの関係一72一J.JapanRes,Inst.forScrewThreads&FastenersNb1.30,No.3(ユ999)