ブックタイトル日本ねじ研究協会 2000年3月

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概要

日本ねじ研究協会 2000年3月

応力の程度弾性弾塑性全塑性応力分布τF-一一一噸ol;τF1F_一一一61τFτFl一一'狂叉1野TIτF一IDr剛抵抗極モーメントWp指d3吾d312くaく16舌d3図1弾性状態,弾塑性状態,全塑性状態でのせん断応力分布[5]1.2降伏点におけるせん断応力分布ボルト断面の軸方向応力が一定であるのに対し,せん断応力は径に関して変化する値を示す.純粋な弾性の場合,せん断応力は一定の勾配を有及びσMfl=Rpo.2(11)1+3匿・髭km(ψ十ρ')]2する直線関係を示す(図1:左).周縁繊維の応力が降伏点を超すと,一定応力の領域が発達し(図1:中),増大する応力で全断面が降伏点に達するまで領域は内部に広がる(図1:右).VDI2230の現行の方法によれば,周縁繊維の応力が降伏点に達するまでは単純にさらにボルトを締めてよいとしている.この場合断面の一部は降伏点を超えないので,部材の塑性化は起きないであろう.新伸びボルトでは,細胴部直径(通常do=O.9d3を代入)が直径doの代わりとなる.摩擦係数のばらっきは周知であるが,到達する予張力が最大となるので最小ねじ部摩擦を用いる計算手順で算出する.この式は全応力のうちねじり応力の配分にのみ影響をもっので,可能な予張力上昇の配分の百分率はねじ部摩擦係数に依存する.例えば,呼び径VDI指針に従って,塑性余裕を考慮に入れて,組ボルトにおいて,μσ=0.1で予張力は約6%上立て時発生応力の極端な場合として全塑性状態を昇し,μσ=0。16では約10%上昇できる.図2に選択する,せん断応力分布の抵抗極モーメントに関して,異なる評価式の影響が確かめられる.弾ねじ部摩擦係数に依存する可能予張力の増加を示す.性状態では,抵抗モーメントは:ガWp・・一廊dま(8)これより,ねじり応力が生じない締付け方法を推進していくのは無意味である.さらに,ボルトの高い利用率のために塑性余裕となり,一方,全塑性化では,値は次式で決定さをもっとふやすのは実際的でないことに留意すべれる:ガIv・fl=t/d8式(7)に代入し,最大軸方向応力として:σルfei=Rpo.21+3[2宏km(9+P')]2(9)(10)きであり,そしてねじ山公差の極端な揚合(例えば6g)では許容応力に対する重大な影響が既にあるので,このことは考慮されるべきである.1.3測定結果実験的研究[5]は,実際に到達する予張力が新しい方法で算出される限界値のかなり近くにある日本ねじ研究協会誌51巻5号(2000)一71一