ブックタイトル日本ねじ研究協会 2002年10月
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日本ねじ研究協会 2002年10月
『一4.3,1前処理金属の塗装前処理としては,金属表面の油,塵大型形状物で液溜まりがあっても機能上差し支えない製品が対象であり,スプレー方式は外観が重埃,錆等の異物を除去する素地調整処理と,化学要視される製品が対象である。的手段により金属表面に非金属系(無機質,有機質,無機一有機質)の膜を形成する表面処理とがある。前者は,耐食性を含め塗装本来の機能(下地の保護と外観)を最大限に発揮させるためであり後者は,さらに積極的な機能向上が狙いである。ドルフレーク処理の標準工程では前者の素地調整処理のみ実施する。まず素材に付着している油脂分を除去する脱脂ディップスピン方式は,前処理された部品をバスケットに入れて処理液に浸漬し素材表面を充分に濡らした(空気と置換)後に引き上げ,通常300~500rpmの回転スピードの遠心力で振切り余分な液滴の除去を行う。液溜まりや塗り残しのないよう仕上げられるかどうかは塗料種,塗料性状も含めてこの工程が適切であったかどうかに懸かっている。こうして塗装された処理物は,次に熱風循閣工程であるが,従来工業用洗浄剤として幅広く用環炉中で所定の条件にて焼き付け処理を行うこといられたトリクロロエタン,フロンなどがオゾンにより皮膜として形成される。なお,ダクロタイ層保護を定めた92年改正モントリオール議定書ズド処理も含め水系の場合には,本乾燥前に低温によって98年末全廃となり代替洗浄剤への転換で水分を揮発させる予備加熱炉が必要となる。が急速に進行した中で,塩化メチレン等の塩素系溶剤洗浄や水酸化ナトリウム等のアルカリ脱脂による方法が一般的に行われている。しかし,近年環境/人にやさしい洗浄方法としてイオン水洗浄が注目されている。これは,水に微量の食塩を加えて電気分解することで生成されるアルカリイオドルフレーク処理の場合,シルバーではべ一スコート1ClB(1コート1べ一ク),トップコート1CIBのトータル2C2B,またブラックについては外観上の問題からべ一スコート1ClB,トップコート2C2Bのトータル3C3Bが基本である。4.3,3後処理ン水の洗浄効果を利用するものである。図5に示通常,皮膜処理で完了するが,さらに耐食性をす脱脂工程ではシャワー洗浄→第1ディップ→第2ディップ→水切乾燥の4工程からなる。次に,スケールや錆などをブラスト処理(機械的方法)で除去する。見た目にはわからない程度の錆の残存も防錆品質に影響するため,確認しながら最適条件を設定することが望まれる。ここで注意高めたりトルクコントロールなど必要に応じて後処理が行われる。また、識別用にカラー塗装される場合もある。ドルフレークの場合は,トップコートに摩擦係数の異なるグレードを各種揃えているためトルクコントロールを目的とした後処理の必要はない(図6)。畿、したいのは,除錆処理として無機酸/有機酸を利4.4耐食性およびその他の特性用した化学的方法は,酸洗後の中和が不完全にな前述のようにして形成された被膜は,ダクロタるおそれがあり耐食性への影響が懸念される。また,水素脆化の観点からも避けるべきである。4,3.2皮膜処理イズド処理に匹敵する優れた耐食性を有するのみならず各種の特性を持つ。4.4.1耐食性処理方式については4,2の中でも触れたように耐食性の評価には,塩水噴霧試験(SST)が一般的ねじ締結部品はディップスピンが主流である。デでありユーザー各社共通の物差しとして利用されィップドレイン方式はバスケットに投入が困難なている。ダクロタイズド処理にはSST1000Hr以上一288一J・JaPαnRes・Inst.forScretvThreαds&Fαsteners.Vol.33,No.10(2002)