ブックタイトル日本ねじ研究協会 2002年10月
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日本ねじ研究協会 2002年10月
一ンが金属素材中へ侵入し,内部で互いに結合して水素分子の形成が徐々に進行する。最終的には,その大きな膨張力によって鋼が破断する。これがっては充分な事前検討が必要である。一方,締め付け性においては,トップコート自体に高い潤滑性を持たせ低トルクで締め付けが可所謂,水素脆化である。これを防止するため,電能なタイプと後処理として有機皮膜処理や油塗布気めっきでは,処理後にべ一キング処理を行って不具合の発生を除去することが一般的である。一方,亜鉛フレーク系表面処理では,電気めっきと異なり,前処理の脱脂・除錆処理工程や皮膜処理工程で水素の侵入の可能性は全くないため,水素脆化の心配はない。4.4.3耐熱性ねじ締結部品は,様々な分野で使用されており使用部位によっては耐熱性が要求される場合があなどを行うことにより潤滑性を付与するタイプとがある。いずれも安定した摩擦係数が得られる。4,4.5その他他にも耐薬品性,耐電食性,耐候性など様々な特徴ある特性を有する製品も提案されており,使用部位や使用環境によって使い分けることが肝要である。5.おわりにメートルる。例えば自動車のエンジン周りでは200℃以上近年,環境に対する意識が高まる中で企業としの高温に晒されるため各自動車メーカーでは独自て工SO14001を取得するなど環境に配慮した企業の規格が設定されている。外観的な変色だけでな経営が求められている。また,一方ではデフレ経く耐熱試験後の防錆品質低下の程度をどこまで許容するかが問題である。ダクロタイズド処理被膜は,比較的高い温度にまで耐えられる(200~250℃)構造であり,ノンクロム型防錆表面処理被膜に対してもダクロタイズド処理被膜の耐熱性がひとっの目標の目安となっている。ノンクロム型防錆表面処理の標準タイプ済が蔓延している状況の中でコストに対する締め付けは厳しく,各企業は生き残りを賭けた戦いを強いられているのが実状である。本稿で紹介した完全クロムフリータイプの亜鉛フレーク系表面処理に限らず,世の中の様々な環境対応技術の多くが環境とコストの狭間で揺れ動いていると思われる。今後,さらなる研究開発には,トップコートに有機皮膜を使用しており,耐より低コストで環境にやさしい材料/表面処理技命熱性の観点からは不利である。そこで,耐酸性は術を提案していく必要がある。低下するが耐熱型としてトップコートに無機皮膜を設定しているケースも見られる。4.4.4締結性およびトルク安定性参考資料1)㈱日本ダクロシャムロック:カタログ「ダクロタイズド」耐食1生の観点からは皮膜を厚くすればするほど2)MCII:カタロク"「GEOMETTM」品質向上に繋がるが,締結部品では嵌合性の問題3)㈱椿本チエイン:カタログ「DISGO(テ"イスコ")」から限界がある。ダクロタイズドと比べ現状のノンクロム型では若干厚めにならざるを得ないが,4)㈲ノフィノレ:レホ.-lrElectricResolveWater」5)東山隆男:「ねじ製造ガイドブックーねじ締結約10μmでSST2000Hrをクリヤーするものが出て部品への塗装系防錆表面処理一」きた事からM5以上の比較的大きいボルト類では6)TheMagniGroup,Inc,:技術資料「Fastener問題ないと思われる。しかし,4,2でも述べたよTechnologies」他うに液溜まりのない事が前提であり,採用にあた7)アイシン化工㈱:カタログ「ドルルーク」他一290一」LJαメ)α"Rθ&み¢sよ1bγScre!〃丁海γθα(給&Fαsteners.Vo1.33,No,10(2002)